手裏剣1
2006年 03月 26日

自分の個人稽古で研究している主な武器術は手裏剣術と棒術(杖術)です。
手裏剣というと忍者の車輪状の形を思い浮かべますよね。
くるくる回るやつ風車みたいな形のやつ(笑
でも日本の伝統武術としての手裏剣術は武器としては棒状の形が主流となります。
実は弊習武術として「空手」、「拳法」などの徒手の武術との相性はとても良いのです。
武術として他の武器術との大きな違いはこの2点です。
・持っていても相手に気づかれない
・遠間の敵を倒すことができる
とはいっても自分なんかはようやく3間(約5.4m)を打てるようになった程度ですが...
写真の手の内は通常の打剣術の持ち方ではありません。
これは打つのではなく握ったまま使う手の内です。
いわゆる暗剣として使いこの手の内で相手を油断させて手の内の変化で攻撃型に変化します。
ちなみに写真の手裏剣は通常の打剣用棒手裏剣ではありません。
自作の鍛錬用で通常の3倍の太さ、重量がある剣です。